初めての愛
~先生に恋した日~
また2時間かけて帰る帰り道
行きと違って今度は楽しく、たわいのない会話で盛り上がりながら先生は片手運転しながら道を走る。
そう先生のあとの片手はアタシの右手を握っているんだ。
そろそろ見慣れた町が視界に入るようになってきた
もう先生と離れないといけないんだぁ
少しガッカリしている時に先生は、
『もうさ俺たち恋人なんだし俺の事を京介って呼んでくれたら嬉しいんだけどなぁ~』
って可愛く言われた
『う、う~ん呼べたら呼ぶよ。
だって何だか恥ずかしいしさぁ』
『だけど俺3年前からお前の先生じゃないもん。
だから先生って呼ばれるのもなぁ
……って言うか俺、凛子に京介って言われて~!!
白馬だけ白馬くんって呼ばれてズルイんだよなぁ』