初めての愛 ~先生に恋した日~
愛情と不安

アタシ達はお洒落系のファミレスに入って、お腹がいっぱいにならない物をと京介はサンドウィッチとコーヒーを頼んで、アタシはミルクティーだけを注文した。


『ん?凛子、お腹減った~って言ってなかったっけ?』


不思議そうにでも心配そうにアタシに聞いて来てくれる京介。



『あのね、帰ってクリスマスの準備もあるし食べたら眠くなると困るから…』


えへへ…と笑顔を京介に見せた


本当はさっきの李花の言葉が気になって食事なんて取れる状態じゃないんだよ


ねぇ…京介


アタシは京介の彼女だよね


きっと李花の、意地悪だよね



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