スイーツな関係
仕事仲間だとわかっているのに、妬けてしまう。


俺は背後から両手で乳房を包み、シーツでこすれ敏感になった頂を指でつまむ。
ビクッと震える麗香の身体を抱き込みながら、指で頂を愛撫する。


声を抑えるのが精一杯な麗香の口から小さな喘ぎ声。


「早く答えないと」


耳元で俺は囁いた。

意地悪だと思う。
愛撫の手を止めないのに、ビクッと身体を震わせる麗香に話すように言う俺。


『麗香さん? 誰かと一緒なんですか? あ! もしかして八木――』
「違うわ! あと1時間で行くからっ」


しぼるようにそれだけ言うと、携帯電話を乱暴に閉じた。

俺の方を向こうとした麗香の首筋をちゅっと吸う。

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