スイーツな関係
「分かりました。では向かいのビルのカフェでいいですか?」
『はい。そこで。10分で行きます』
携帯電話を切り、持ったままでどう話そうか考えているとドアがノックされ智紀さんが入って来た。
つかつかと入って来て、デスクチェアに座る私へと身を乗り出しクンと鼻を利かせる。
「な、何をしているんですかっ?」
その仕草を避けるように仰け反り、目を丸くして聞く。
動揺してグラッとデスクチェアから落ちそうになった。
「麗香さん、今日はいつもより肌の色艶がいいね」
「そうですか? いつもと一緒です」
「俺が電話した時、男とベッドにいたでしょ」
智紀さんがニヤリと訳知り顔で笑う。
『はい。そこで。10分で行きます』
携帯電話を切り、持ったままでどう話そうか考えているとドアがノックされ智紀さんが入って来た。
つかつかと入って来て、デスクチェアに座る私へと身を乗り出しクンと鼻を利かせる。
「な、何をしているんですかっ?」
その仕草を避けるように仰け反り、目を丸くして聞く。
動揺してグラッとデスクチェアから落ちそうになった。
「麗香さん、今日はいつもより肌の色艶がいいね」
「そうですか? いつもと一緒です」
「俺が電話した時、男とベッドにいたでしょ」
智紀さんがニヤリと訳知り顔で笑う。