スイーツな関係
「えっ?」
更に目を丸くし、手にしていた携帯電話をデスクにボトッと落としてしまう。
あたふたと携帯電話を拾いバッグにしまう間、平静を繕おうとした。
「図星なんだ。ほんと、麗香さんはわかりやすいな」
愉快そうに笑う智紀さん。
「なにをこ、根拠に? おかしなこと言わないでください」
「バレバレなんだよ。あんなに色気のある声を聞かされたんだ。間違いないだろう?」
私、そんな声だしてないっ。
だけど、彼女が切れることなくいる智紀さんの見抜く力はさすがだと頭の片隅で思う。
「相手は八木社長か? 気をつけろって言ったのに。やっぱり食われたのか」
「八木社長じゃ……ないの」
「えっ? 違うのか!?」
智紀さんはてっきり八木社長とばかり思っていたみたいで驚いている。
更に目を丸くし、手にしていた携帯電話をデスクにボトッと落としてしまう。
あたふたと携帯電話を拾いバッグにしまう間、平静を繕おうとした。
「図星なんだ。ほんと、麗香さんはわかりやすいな」
愉快そうに笑う智紀さん。
「なにをこ、根拠に? おかしなこと言わないでください」
「バレバレなんだよ。あんなに色気のある声を聞かされたんだ。間違いないだろう?」
私、そんな声だしてないっ。
だけど、彼女が切れることなくいる智紀さんの見抜く力はさすがだと頭の片隅で思う。
「相手は八木社長か? 気をつけろって言ったのに。やっぱり食われたのか」
「八木社長じゃ……ないの」
「えっ? 違うのか!?」
智紀さんはてっきり八木社長とばかり思っていたみたいで驚いている。