スイーツな関係
「も……だめ……ああぁぁぁ……」
「クッ!……」


甘美な波に何度も襲われ、ぐったりとシーツの上に身体を投げ出す。

遥人は私の身体を抱きしめ、唇にキスをしては額、こめかみへと何度も口付けてくれる。


「君が愛おしいよ」


今の私にとって一番うれしい言葉だった。

思わず瞳を潤ませてしまうと、瞼に唇が落とされる。


「遥人、すごく嬉しい……もう一度言ってほしい……」
「君が愛おしい?」
「そう……すごく愛されている気分だから。嬉しくてふわふわ飛べそう」
「飛べるくらいか……何度でも言うし、もっと喜ばせてあげるよ」


遥人は唇を重ねると、言葉とは違う方法で再び私を愛し始めた。


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