スイーツな関係
着々と進んでいる私達の関係。
うん! ちゃんと八木社長にきっぱりと言おう!
心の中で誓い、八木社長との約束の時間まで仕事に集中しようとパソコンに向かった。
八木社長との待ち合わせ時間の15分前になると、引き出しから頂いたプレゼントをバッグの中に入れて立ち上がる。
事務所を出ると智紀さんは接客中で、奈緒さんはカウンターの中でピンク色のニットを畳んでおり、私を見るとニコッと笑みを浮かべた。
「お出かけですか?」
「30分ほど、前のカフェに行ってきますね」
「はい。行ってらっしゃいませ」
奈緒さんに後のことを頼み、私は通り向こうのカフェに向かって急ぎ足になる。
歩きながらあまりの寒さにぶるっと震え、肩をすくめてしまう。
今日は木枯らし一号が吹いたと、天気予報士が言っていたのを思い出す。
寒いわけだよね。
あと1ヶ月もすればクリスマスになる。
うん! ちゃんと八木社長にきっぱりと言おう!
心の中で誓い、八木社長との約束の時間まで仕事に集中しようとパソコンに向かった。
八木社長との待ち合わせ時間の15分前になると、引き出しから頂いたプレゼントをバッグの中に入れて立ち上がる。
事務所を出ると智紀さんは接客中で、奈緒さんはカウンターの中でピンク色のニットを畳んでおり、私を見るとニコッと笑みを浮かべた。
「お出かけですか?」
「30分ほど、前のカフェに行ってきますね」
「はい。行ってらっしゃいませ」
奈緒さんに後のことを頼み、私は通り向こうのカフェに向かって急ぎ足になる。
歩きながらあまりの寒さにぶるっと震え、肩をすくめてしまう。
今日は木枯らし一号が吹いたと、天気予報士が言っていたのを思い出す。
寒いわけだよね。
あと1ヶ月もすればクリスマスになる。