スイーツな関係
その後、新しく雇った女の子。やはり容姿がある意味商売なので、キレイな女の子だ。
でも、どういうわけか智紀さんは彼女を誘わない。
どうしたのだろう?と首を傾げ続けて1年。
田舎へ帰るという彼女は智紀さんとトラブルを起こしたようではなく円満に辞めていった。


今回、瞳ちゃんを雇うことで、病気が再発!なんてことにならないか懸念していた。
それから半年たった今、やっぱり智紀さんは真面目モードを貫いていた。


まさか本当に好きな人がいるのでは……。


事務所に入り、パーコレータからコーヒーを淹れながら考えていた。
そこへ智紀さんが入って来たから、ぼんやりしていた私は慌てた。
そんな私へ近づく智紀さん。


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