スイーツな関係
その間、遥人は診察室の前で待っていた。
遥人が呼ばれたのは超音波検査が終わると、女医さんが口を開いた。
「ご主人はいらしてますか?」
「えっ?」
正確には主人ではない。籍を入れていないのだから。
「あら、外の男性は? 看護師がやけに浮き足立っているかと思っていたら、外にいるイケメンの男性が原因らしいわ、ご主人ではないのですか?」
50代くらいの女医さんが苦笑いを浮かべながら聞いてくる。
「あ、こ、婚約者です」
「では入ってもらいましょう」
遥人が診察室に入って来て、私の隣に腰掛ける。
遥人が呼ばれたのは超音波検査が終わると、女医さんが口を開いた。
「ご主人はいらしてますか?」
「えっ?」
正確には主人ではない。籍を入れていないのだから。
「あら、外の男性は? 看護師がやけに浮き足立っているかと思っていたら、外にいるイケメンの男性が原因らしいわ、ご主人ではないのですか?」
50代くらいの女医さんが苦笑いを浮かべながら聞いてくる。
「あ、こ、婚約者です」
「では入ってもらいましょう」
遥人が診察室に入って来て、私の隣に腰掛ける。