スイーツな関係
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翌日、待ち合わせしたカフェに亜希は先に来ていた。
私に亜希は気づいていない。
テーブルに向かうと、ひとり笑みを漏らしている親友。
幸せそうね。
「親友の幸せそうな顔を見るのは構わないんだけれど、他の人が見たら敬遠されるわよ」
そう言いながら、対面のイスに腰掛ける。
「麗香っ! いつの間に……。そんなに私の顔って、変だった?」
「それはもう、蕩けそうな顔でヤバかったわよ。幸せそうでなによりだけど」
慌てる様子が可愛い亜希に笑う。
ウエイトレスがやって来てオーダーし、2人だけになると口を開いた。
「電話では詳しく聞けなかったけれど、細か~いところまで話すこと。いいわね?」
「細かくって……1週間前、料理教室の帰りに隼人さんが実家の前で待っていてくれて……」
「うん、うん」
照れながら話す亜希に相槌を打つ。
翌日、待ち合わせしたカフェに亜希は先に来ていた。
私に亜希は気づいていない。
テーブルに向かうと、ひとり笑みを漏らしている親友。
幸せそうね。
「親友の幸せそうな顔を見るのは構わないんだけれど、他の人が見たら敬遠されるわよ」
そう言いながら、対面のイスに腰掛ける。
「麗香っ! いつの間に……。そんなに私の顔って、変だった?」
「それはもう、蕩けそうな顔でヤバかったわよ。幸せそうでなによりだけど」
慌てる様子が可愛い亜希に笑う。
ウエイトレスがやって来てオーダーし、2人だけになると口を開いた。
「電話では詳しく聞けなかったけれど、細か~いところまで話すこと。いいわね?」
「細かくって……1週間前、料理教室の帰りに隼人さんが実家の前で待っていてくれて……」
「うん、うん」
照れながら話す亜希に相槌を打つ。