袖は長すぎず、短すぎず。
太陽の話
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もうすぐ転校しちゃう深戸陽菜。
陽菜の好きな人、詩真海斗。
全然告白できない陽菜と、
まったく気づかない詩真。
けれどあるとき、
あることがあって、
陽菜の思いは爆発的に膨らんでく。
「詩真は誰にでも優しいの?」
「何で?」
「・・・」
「そんなことない」
キッパリといわれてなんだか妙に嬉しかった。
誰もいない校舎。
いつもと変わらない綺麗な夕日。
風が気持ち良い。
さよなら。
すべてのものにさよならする日がきた。
溢れるばかりでとまらなかったこの思いにもーー…。
さようなら。さようなら。
いつだって素敵なんて思ったことないこの校舎。
けれど今はとても懐かしくて、愛おしい。
ありがとう、さようなら。
陽菜の思い、詩真の思い、
それぞれ違った思いが交差。
ぐちゃぐちゃになった胸の中で
いつも光るのはあなただけ。
一緒にいてーー…。
めぐるめぐる思いの先に
待っている未来は?!
という話なんです。
どうぞ楽しんでいってもらえたら光栄ですね。
ははww。
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ミツバチのような私。
そして科学者のような彼。
大好きなの。
恋に落ちるのは重力じゃないのよ。
もっと私を見て。
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オレはアイツとの約束を破った。
同時に夢を追うことをやまてしまった。
そう、あの日使っていたラケットも
シューズも
今は狭い箱の中に閉じ込めている。
オレのとまらない感情と共に。
夢を追うことをあきらめた少年の
再び夢を追う物語。
ー…あの日の約束を果たすために、
オレは今、ここにいる。
そしてアイツらと交わした新しい約束を
果たすために、オレはお前に勝つ。
オレは変われた。
どんなに負けてても
あきらめない強さを得た。
けれど、これがお前に負けない理由には
ならない。
だから今から作るんだ。
最大の時間をかけて。
さぁ、あの日の夏が、
やっと終わりを告げる。
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