旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
ママの葬儀で良くしてくれて、私は風間恵央斗という4才上とある約束をしたのは覚えてる。
泣いてた私を泣き止まそうと、“結婚しよう”なんて。
当時9才だった彼なりの、幼稚園児への子供騙し。
なのに親の手により、現実になるなんて。
「私、仕事に戻るから」
「アリス。話を承けれるか?」
「パパが良いなら。私は、誰が旦那になろうとどうでも良い」
私は窓から家を出て、中庭から職場となる幼稚舎に戻った。
泣いてた私を泣き止まそうと、“結婚しよう”なんて。
当時9才だった彼なりの、幼稚園児への子供騙し。
なのに親の手により、現実になるなんて。
「私、仕事に戻るから」
「アリス。話を承けれるか?」
「パパが良いなら。私は、誰が旦那になろうとどうでも良い」
私は窓から家を出て、中庭から職場となる幼稚舎に戻った。