旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
「――ねぇっ!!」



「だっ、危ねぇッ!;;」



「おんぶは良いねぇ。景色も良いし」



恵央斗の背中へと飛び付き、おんぶして貰った。

反射神経が良いだけあり、ちゃんと受け止めてくれた。

190センチ位の人の目線はこんな感じかなーと、首を振り回してると酔ってしまう。



「アホだろ…」



「何か楽しかったから;;」



ダンスレッスン中は背中を見せる立場の私。

恵央斗の背中にくっついてるなんて不思議。
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