旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
「悲しみにくれる沢井さんだったけど、唐沢からパソコンに、遺書が届いてたんだ。“ごめんなさい”という一言と、不動からつけられてる自覚があったと」
「何だよ、それ…」
「過労でも追い詰められてたのも確かで、それから無茶なスケジュールは組まなくなった。そして、事務所は方針を変えた。でも、アリスちゃんに出会って、少し自分を取り戻してた」
「え…?」
私は沢井さんにして貰うばかりの人間なのに。
なのにどうして、私?
「何だよ、それ…」
「過労でも追い詰められてたのも確かで、それから無茶なスケジュールは組まなくなった。そして、事務所は方針を変えた。でも、アリスちゃんに出会って、少し自分を取り戻してた」
「え…?」
私は沢井さんにして貰うばかりの人間なのに。
なのにどうして、私?