旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
「巧真」と、迎えに来た恵央斗に抱き着くTAKUMA。

きっとヤツは、私より恵央斗が好き。



「冷たいんだ、アリスちゃんが」



そして私も、大切に思ってくれてるだろう。



「そんな筈ないから離れろ」



「愛が伝わらないんだ。愛を何だと思ってるんだー!」



何だか子供みたいで、可愛くて笑える。

その私の姿を見たTAKUMAは、ニヘラと笑って、お腹を撫でて来た。
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