旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
ーーバシャーンッ



「次は何の真似だ!」



「水を掛けたまでだ。中森がどんな思いで幼稚園を黒字にし、身をコにして働いて借金を返して来たと思ってんだ!金は、人から奪うもんじゃない。汗水垂らして、稼ぐもんだ!」



「か、帰るぞ。たく、何て様だ」



最後まで、自分たちの非を認めず帰って行く若菜家の面々。

しかし、衛だけが残り、私と恵央斗を見てる。
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