頷き、後部座席を開けると、藤井が降りていく。


 俺も待った。


 空腹を覚えていたので、車にロックをし、近くにコンビニなどがないかどうか探し始める。


 スーパーなら一軒あった。


 弁当を一つと缶コーヒーを一本買い、レシートを受け取って車へと戻る。


 さすがに寒さは極点に達していた。


 冷え込む。


 俺も歩きながら、時折スマホを見つめる。


 情報は絶えず発信されてきた。


 ニュースなどはリアルタイムで配信されてくる。


 食事を取りながら、閲覧し続けていた。


 まあ、情報は生ものだから、いくらでも流されてくるのだが……。
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