あなたは私を愛してる。

プライベートの話を会社の後輩女に話すなんておかしくないか?

「つーか、帰らなくていいの?もう8時だよ」

とりあえずコイツとお喋りしてる暇なんてないから早く帰ってほしいと思った。

「全然大丈夫です。心配してくれるなんてちょっと嬉しいです…。」

女はそう言うと少し顔を赤らめ俯いた。

「え…あぁ…いや…」

全く心配なんてしてなかった俺は、言葉を失ってしまう。

「岡峰さん、彼女いないんですか?」

俺の顔を少し覗き込むようにして聞いてくる彼女の顔は、よく見ると可愛かった。

猫目って言うのかな、目がぱっちりしていて俺好み。

「…いるよ?」

俺はパソコンを打ちながら答える。

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