あなたは私を愛してる。
如月夏希/キサラギナツキ
「ふぁぁ~~」
午前11時。
爆睡しすぎたあたしは頭をボリボリ掻きながら体を起こした。
今日は土曜日。
バイトは休み。
だからダラダラ過ごす予定。
だったのに。
突然あたしの好きなラブソングが鳴り響いた。
音の発信源はあたしの携帯。
あたしは携帯から充電器を抜いて通話ボタンを押し、耳に当てた。
「もしもし?」
『今起きたのか?』
相手は2つ年上の彼。
付き合い始めて3年目。
この人なら結婚してもいいかな、なんて思ってるのは、彼には内緒だ。
電話越しなのに、微笑っている彼の表情が想像出来る。
「んうー、寝過ぎてちょっとだるい…」
『馬鹿言うなよ、14時に迎えに行くからな』
「えっ?ちょっ『ブッ!ツーツー…』
こういうのは、困るんだけどな…。
午前11時。
爆睡しすぎたあたしは頭をボリボリ掻きながら体を起こした。
今日は土曜日。
バイトは休み。
だからダラダラ過ごす予定。
だったのに。
突然あたしの好きなラブソングが鳴り響いた。
音の発信源はあたしの携帯。
あたしは携帯から充電器を抜いて通話ボタンを押し、耳に当てた。
「もしもし?」
『今起きたのか?』
相手は2つ年上の彼。
付き合い始めて3年目。
この人なら結婚してもいいかな、なんて思ってるのは、彼には内緒だ。
電話越しなのに、微笑っている彼の表情が想像出来る。
「んうー、寝過ぎてちょっとだるい…」
『馬鹿言うなよ、14時に迎えに行くからな』
「えっ?ちょっ『ブッ!ツーツー…』
こういうのは、困るんだけどな…。