そばにいたい。





「悠莉、おはよ」

「おはよー」

先生に起こされた悠莉はまだ眠そうだった。


コンコン

ガラガラ


まだ返事してないんだけどな。

ノックの音がしたあと、すぐに扉があいた。

まー、こんなに非常識なのは、陸等しかいないんだけどさ


「おっはよー!!」

「おはよう」

「はよ」

「…」

上から陸、朔、瑠衣、龍。

相変わらず無口な龍。

そして、あれから、ずっときていない篤志。
大丈夫なのかな??


「龍、篤志は??」

「くるっていってたんだが…」ガラガラ

龍の言葉を遮るようにドアがあいた


みんなの視線がそこに集まる。
< 102 / 232 >

この作品をシェア

pagetop