そばにいたい。
「悠莉、おはよ」
「おはよー」
先生に起こされた悠莉はまだ眠そうだった。
コンコン
ガラガラ
まだ返事してないんだけどな。
ノックの音がしたあと、すぐに扉があいた。
まー、こんなに非常識なのは、陸等しかいないんだけどさ
「おっはよー!!」
「おはよう」
「はよ」
「…」
上から陸、朔、瑠衣、龍。
相変わらず無口な龍。
そして、あれから、ずっときていない篤志。
大丈夫なのかな??
「龍、篤志は??」
「くるっていってたんだが…」ガラガラ
龍の言葉を遮るようにドアがあいた
みんなの視線がそこに集まる。