そばにいたい。





「よし、じゃぁ、行こうか!!」

陸の一言でぞろぞろと病室を出る。


中庭について、桜の木の近くのベンチに座る。


「寒くないか??」

「うん、大丈夫だよ」


さりげなくブランケットをかけてくれる瑠衣。


大丈夫なのにー
るいは心配症だなー
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