そばにいたい。
屋上からでて、玲菜と悠莉の病室にむかう。
ガラガラ
「あ、龍…やっとかえってきた」
悠莉にそういわれて、時間を確認すると、もう、あれから1時間ちかくたっていた。
「…わるかった」
朔がこっちを見ずにつぶやいた
「…俺、も…わるかったな」
なんかへんに照れて、そっぽをむいた。
それをみた悠莉がクスクスわらう。
「素直じゃないなー、ふたりとも」
「うるせー」「うるせーよ」
俺と朔がふてくされていう。