そばにいたい。



「ん…」

ふいに、玲菜の寝ているベットから声がした。


「玲菜??」

「りゅ…」

「どした??」


起きた玲菜が1番に呼んだのはは俺だった。

…やべぇ、うれしい、かもしんねぇ。


「ご、めん、ね…お、はなみ、だいなしにして…」

「玲菜…」

「そんなことないよ、ね??」


じぶんが体調を崩したせいでとか考えてんのか??

そんなわけねーだろ…


「そーだよ!!また来年、いこーね!!」

「らいねん…」


陸がそういうと、少し嬉しそうに綻んだ顔を見せた。
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