そばにいたい。





私たちが教室にいくと、
もぅ1時間目がはじまっていた。


「すいませんおくれました」

「おぅ、お前等が入学式に
出なかった2人だな??」

担任は豪快にわらった。

よかった。優しそうな人で…


「よし、お前等も席につけ。
いま、自己紹介しようとおもってたところだ」

「「はーい」」

そういわれて、おとなしくすわると
その担任は自己紹介を始めた。


「俺は、榊原佳樹Sakakibara Yosikiだ。年は31な。あとは…お、そうだ教科は社会だな…なんか質問あるか??」


担任…榊原先生がいいおわると、さっそく生徒から質問がでた。


「せんせー!!」

「ん??どした??」

「彼女いますか??」

…いくら質問をしてもいいといわれたからって、そんなデリカシーのない質問をするのはどうかと思う。

「お前なー、聞くものを考えろよ」

ほら、先生も苦笑いだ。


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