そばにいたい。
「玲菜、時間いいのか??」
「え??あッ!!やっばいッ」
ゆうにぃに言われて時計を見るともう8時だった
「行ってきます!!」
「おいッ!!走んなよ!!」
「はーいッ、行ってきますッ」
「行ってらっしゃい」
ママに見送られながら家を出る
学校につかないといけないのは最低でも8時30分。
ココから学校までの時間は…40分
遅刻だ…
少しくらいなら走っても大丈夫だよね…??
この頃発作出てないし…
そう思い、走り出した
無事に着いた…今は8時25分。
セーフ!!
「玲菜ー」
「あ、悠莉ー」
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佐々木悠莉(ササキ ユウリ)
高校1年生
玲菜の親友。
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「珍しいじゃん、こんなギリギリなんてさ」
「うん、ちょっとね…出るのが遅くなっちゃって、ッケホ」
やばいかも…今更苦しくなってきた…
「玲菜、あんたもしかして…走った??」
「ゴホッゴホッ、ゼェゼェ、ヒュー…ケホッコホッ」
しゃべれなくてうなずく
「薬は??」
ポケットに手を入れて薬を探す…
…え…??
な、い…