そばにいたい。





あれから先生は、私の前にご飯をおいて、出ていった。

そして私は、食欲もないのにはしを持ってご飯を食べようとしてる。

だけど、そこから先に進めない。


「玲菜??大丈夫??」

「ん??大丈夫だよ」

陸に聞かれて、大丈夫とこたえた。


「…いただきます」

ボソッとつぶやいて食べ物を口に運んだ


味がしない。
美味しくない。
気持ち悪い。
だけど我慢して食べなきゃ。
これ以上いろんな人に迷惑かけれない。


そして、また次の食べ物を口に運んだ。

はきそうなのをこらえてご飯をたべ進めていく。


「玲菜、無理しなくてもいいんだぞ」

「むり、なんて…ぅっ」

話したのがいけなかったのか、もっと気持ち悪くなってしまった。
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