ここから始めるんだ。【短編】
「はーい、席つけお前らー」
玉田先生、略してたまやんがいつもどうりにあくびをしながら入ってきた。たまやんは27歳独身でなにげに生徒に人気のある先生。
「お前たちも知っているとは思うが、今日は転校生がきましたー」
「はいっ、女の子ですか」
「とてもかっこいい男の子です。チャラ男、残念だったな」
「ちぇー」
「なんでうちのクラスなんですかー。男子おおいじゃんか」
「このクラスが1番人数がすくないからじゃ、」
今日はポカポカするから、なんだか眠くなってきちゃった。
隣の席の洸もみるからに眠そうだし…。
「はい、じゃあ入ってきなさーい」
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