スイートスキャンダル
柊君が検査薬を買って来た事にとても驚いたけど、それが有紀の指示だって事はすぐにわかった。
彼女の事だから、あたしが買わないとでも思ったのだろう。
残念ながら、今回は有紀の予想が外れたけど…
もし柊君がこの事を知らなかったら、あたしはきっと今日は検査薬を使わなかったに違いない。
「あたしも買って来たのよ……」
微苦笑を零しながらバッグから検査薬を出せば、彼は目を見開いた後で小さく笑った。
「検査が済んだら結果は見ずに、すぐに戻って来て。結果を見る時は傍にいたいから」
「うん、わかった」
トイレまで付いて来ようとした柊君を何とかリビングに留め、彼と触れるだけのキスを交わしてからリビングを出た。
彼女の事だから、あたしが買わないとでも思ったのだろう。
残念ながら、今回は有紀の予想が外れたけど…
もし柊君がこの事を知らなかったら、あたしはきっと今日は検査薬を使わなかったに違いない。
「あたしも買って来たのよ……」
微苦笑を零しながらバッグから検査薬を出せば、彼は目を見開いた後で小さく笑った。
「検査が済んだら結果は見ずに、すぐに戻って来て。結果を見る時は傍にいたいから」
「うん、わかった」
トイレまで付いて来ようとした柊君を何とかリビングに留め、彼と触れるだけのキスを交わしてからリビングを出た。