スイートスキャンダル
布団に肘を付いて手の平で首を支えた柊君は、クスクスと笑っていた。
からかわれているのだと理解しながらも、どこまで本気なのかわからない彼に翻弄されてしまう。
「遥さんが来ないなら、俺から襲いに行きましょうか?」
「バ、バカな事言わないでっ……!そんな事したら、有紀に言い付けるからねっ!!」
「言い付けるって……。小学生ですか」
全力で言い放ったあたしを見て、柊君が喉の奥でクッと笑った。
落ち着け、あたし……
からかわれてるだけなんだから、適当にあしらえばいいのよ……
とにかく冷静になるのよ……
柊君に背中を向け、何度も深呼吸をしながら自分に言い聞かせた。
からかわれているのだと理解しながらも、どこまで本気なのかわからない彼に翻弄されてしまう。
「遥さんが来ないなら、俺から襲いに行きましょうか?」
「バ、バカな事言わないでっ……!そんな事したら、有紀に言い付けるからねっ!!」
「言い付けるって……。小学生ですか」
全力で言い放ったあたしを見て、柊君が喉の奥でクッと笑った。
落ち着け、あたし……
からかわれてるだけなんだから、適当にあしらえばいいのよ……
とにかく冷静になるのよ……
柊君に背中を向け、何度も深呼吸をしながら自分に言い聞かせた。