”さよなら”なんて言えなくて
   









『なぁ。蒼。




お前は今、幸せなんか?



僕とおって幸せなんか?辛かったら無理せんくってええ。



無理してここにこんくってええんやで。






僕を捨ててくれてええねん。






そんなことしても誰もお前を責めたりせへんで。



少なくとも



僕は君を責めたりせいへんから




未練が残らないように突き放してくれや。』








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