可愛い男子と恋愛
覚悟を決めた私は、次の日から早速、夏祭りに向けて準備を始めた
まず、夏祭りには気合いを入れて浴衣で行くことにした
大空が好みの浴衣にしようと、お店に行って選んだ
大空の好みなんて、ずっと大空だけを見てきたから知ってる
私はピンクの色で蝶々が画かれてる白の浴衣を買った
お金が金欠だから、そこはお母さんに甘えて買ってもらった
その次の日には、優実に付き合ってもらって、髪飾りを買いに出かけた
浴衣に合う髪飾りを探すのには散々迷ったけれど、結局、浴衣の模様と同じ蝶々の髪飾りにした
……よし
これで揃った!!
「菜子、今の菜子、スゴく生き生きして可愛いよ」
「ほ、ホント!?」
「うん。菜子なら大丈夫だよ。だから自信持ちなね?」
「ありがとう、優実!」
優実にはホントに感謝してる
もし大空と付き合えたら、一番に報告するからね