【完】続☆幼なじみの、お嫁さん!!
◆Chapter 08◆
未来のハナシ
《穂波side》
【うん、頑張ろっ!】
笹音に返信して
私はテーブルに
スマホを置いた。
『誰とメールしてたんだよ?』
すぐ近くにある
ソファーに座って
テレビを観ていた陸斗が
こちらに視線を向けて
聞いてきた。
「何?嫉妬でもした?」
からかうように聞いてみる。
『えっ、いや、別に…』
「嫉妬したんだー?
安心して、笹音だから!」
『なんだ笹音かよ~』
陸斗が安心したように言う。