17のウエディン




ピピピッピピピッ──




目覚ましが鳴り響いて、目を開ける。




「ん…懐かしい夢……見たな…」




ベッドから降りてカーテンを開ける

春の日差しがあたしを包み込む。




「いい天気!良かった晴れて!」




壁に掛けてある真新しい制服に手をかけた。




「憧れのブレザー…高校生って感じ!」





あたし、佐々木 明梨は



今日から高校生です。
< 2 / 14 >

この作品をシェア

pagetop