17のウエディン
隣の男子
ケータイから目線を外して立つ
隣の男子。
その瞬間窓から心地よい風が入ってきた。
「杉原 純也。よろしく」
今まで髪で隠れていた顔が風に吹かれて露わになる。
トクンと………
胸が高鳴った気がした。
少し癖のある自然な茶色の髪。
整った顔に
長い手足。
そこら辺のモデルより断然綺麗な顔をしていた。
クラスの女子のほとんどが見とれたと思う。
『杉原 純也(スギハラジュンヤ)』
この人があたしの隣の男子