オレは妹に恋をする
それから、私は恭兄を避けた。

少しでも離れていられたら、

恭兄を忘れられるんじゃないかと思った。

・・・

いつも龍が隣にいてくれた。

たくさんデートにも連れて行ってくれた。

・・・

私って、幸せ者なんだなって思った。

・・・

デートの帰り、

龍が初めて、

私にキスをしようと、

顔を近づけてきた。

・・・

「…小百美?」

「エ?…あ、ごめん。

なんで・・・」

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