オレは妹に恋をする

恭介side

夜になり、

小百美は、

おかゆを作ってきた。


「少しだけでも食べて?

空腹で薬を飲むのはよくないでしょ?」


小百美の言葉が優しくて、

なんとなく甘えたくなった。


「食べさして」

そう言って口を開けた。


「エ~?!自分で食べなよ?」

「食べさせてくれないなら、食べない」


オレはそのまま布団をかぶった。


「もう・・・わかった。

しょうがないなあ・・・

はい、起きて?」

小百美がそう言ったので、

オレは体を起こして、

微笑んだ。
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