Beyond Your Imagination
Day-9 バスケ専攻試合観戦
ピンポーン。
アキ「んー…」
何の音だろう。
…携帯?
ピンポーン。
アキ「!!」
…違う!この音はインターホン!
気付いてバタバタと階段を駆け降りる。
宅急便か何かかと思いながらドアスコープを覗くと。
アキ「あ、有里くん!?」
そこにはジャージ姿の有里くんがいた。
有里くんが家を訪ねてくるなんて初めてで、驚き声が裏返った。
アリサト「聞こえてるよ(笑)」
アキ「ちょ、ちょっと今見せられないカッコしてる…」
生憎、私は寝起き。
パジャマで髪はボサボサである。
アリサト「あー…ごめん、朝早くに…
今日さ、試合なんだけど…見に来ない?」
…試合?
そういえば琥晴先輩、忙しいって言ってたような…。