Beyond Your Imagination
†秋山俊side†
――嬉しかった。
それなら良かった。
嗚呼、どうして彼女は俺のモノにならないのか。
…なれないのか。
どうして…。
ドンッ。
アキ「秋山くん…!?」
シュン「…」
気が付いたら俺は彼女を壁に押し付けていた。
シュン「なんであの先輩なんだ…?」
アキ「…?」
その言葉を言った瞬間、我に返る。
シュン「!
ご、ごめ…」
即座に彼女から離れ、キーボードを抱えて去る。
この気持ちを言えば…きっと全て終わる。