Beyond Your Imagination
アキ「…?」
私は廊下の壁に引っ付いたまま、動けないでいた。
秋山くんの声が小さくて良く聞こえなかったけど…
何を言っていたの?
あんな苦しそうな顔で…。
アキ「…」
秋山くんが…分からないよ。
ナオシ「あ、いた
…アキちゃん?」
アキ「…真田センパイ」
ナオシ「どうした?具合悪い…?」
真田先輩に心配かけてる…。
なのに秋山くんの苦しそうな顔が離れない。
ナオシ「今日は休もうか?」
アキ「い、いえ!
大丈夫です!すみません!」
また、後で考えよう。
今は練習に出なきゃ…。