Beyond Your Imagination


ナオシ「へぇ〜鎖部さん自転車通学なんだ」

アキ「センパイはバスですか?」

ナオシ「うん
って言っても駅1つだけどね」


学園は田舎にあるためあまり電車が通っていない。


??「ちょっと!ナオ!」

アキ「…?」


突然現れたのはロングヘヤーの美少女。
今、ナオって言わなかった…?


??「なーに先に帰ろうとしてるの…よっ!」


バコッ。


突然現れた女の人は持っていたカバンで真田先輩を殴った。


ナオシ「イテッ!」

??「お仕置き」


状況についていけない…。


ナオシ「イテテ…ごめん鎖部さん
こいつは吉岡琥晴」

コハル「1年生?
コハル先輩でいーよ♪よろしくね」

アキ「よ、よろしくお願いします」


なんというか…
琥晴先輩はスタイルが良い。

そして美人。
雑誌から出てきたモデルのようだった。


コハル「バンド専攻だよね?名前は?」

アキ「鎖部秋です」

コハル「じゃあ…
アキちゃん♪」


アキちゃん…。

なかなか呼ばれないせいか、同性なのに照れてしまう。


ナオシ「な…!
お前がアキちゃんって呼ぶなら…俺はアキって呼ぶ!」

コハル「ちょっ!なにムキになってんのよ〜!?」

アキ「??」


目の前でじゃれあう2人。

…もしかして付き合ってるのかな?
じゃあ私は邪魔なんじゃ…。


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