Beyond Your Imagination
ナオシ「おー来た来た」
アキ「こんにちは」
視聴覚室に入ると真田先輩がなにやらセッティングをしていた。
アキ「手伝います」
ナオシ「あ、ありがとう
じゃあアキちゃんはスタンド立てて」
アキ「はい」
…?
アキ、ちゃん?
アキ「…センパイ!今…」
ナオシ「ん?」
笑顔で私を見る先輩。
何故か…胸がきゅってなる。
ナオシ「…アキちゃん^^」
アキ「っ//」
ナオシ「ははっ^^」
イタズラっぽい先輩。
ふいに、コハル先輩が頭をよぎる。
あ…。まただ。
胸が…痛い。
ナオシ「アキちゃん?
どうかした?」
私の顔を覗き込む。
顔が近いよ〜//
ナオシ「大丈…
ってゴメン!!///」
先輩も気付いたのか即座に離れる。
アキ「あ、いや…」
ガチャ。
タツヤ「お、早いな2人とも」
ナオシ「す、鈴木先輩」
タツヤ「ん?顔が赤いぞお前ら
視聴覚室で何してたんだよ〜(笑)」
ナオシ「違いますよっ//」
真田先輩、カワイイ…//
私はそう思って自分の顔が熱いのに気付いた。