Beyond Your Imagination


†真田直獅side†


練習室…?
…いや、屋上庭園か?

ひたすら声のする方へ走った。


ガッ。


俺は屋上庭園への扉の前でドアノブに手をかけ、固まった。

…近くで聴くその歌声に、聴き惚れてしまったから。



しばらくすると歌が止み、話し声が聞こえた。


アキ「…どう…?」

??「凄い…何も言えない…」

アキ「そんなに?^^;
買いかぶり過ぎだよ〜

でも…ありがとう…」


!?

この声…まさかアキちゃん…?
嘘だろ…。


…俺の胸にはこの時、小さな願い生まれた。


< 25 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop