Beyond Your Imagination


アキ「うーん
やっぱり広いな…」


学園に着いた私は自転車を駐輪場に停め、自分のクラスを確認しに掲示板へ。

人だかりが凄い…。
見えるかな?

背伸びして見ようとするが、160センチの私に見ることが出来ないほど人が集まっていた。

するとしばらくして。


??「名前、何ですか?」

アキ「…へ?」


突然声をかけられた、というより声が降ってきた。
振り返ったら目の前には誰かの胸板。


??「俺が代わりに見ますよ」

アキ「え?あ、えーと…」


私は暫く話しかけてきた人が何を言っているのか全く理解出来なかった。

な、名前…?


アキ「鎖部秋です…」


取り敢えず聞かれた名前を答える。


??「鎖部さん…
あ、あった3組ですよ」


…あぁ、代わりに見てくれたんだ。
やっと状況を理解した私。


アキ「あ、ありがとうございます!」


顔を見ようと思って見上げると
そこには黒髪を揺らす美形と言われるような顔が。

というか…た、高い…。
身長何センチかな?


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