Beyond Your Imagination


アキ「私…声楽専攻が無くなっただけで
夢、諦めようとしてた」


キョトン、とした顔でこちらを見る有里くん。


アキ「でも、違うよね
そんな事で諦められる夢じゃなかった…

…気付かせてくれたのは有里くんだから」


固まる有里くん。

一瞬の沈黙に気まずさを感じる。


アキ「な、なんていうか…
有里くん、私の神様だから!」

アリサト「…ぶっ」

アキ「!?」

アリサト「いや…ゴメン(笑)
神様、とは言われた事ないから…

鎖部さん、面白いね」

アキ「な」


悪戯っぽく笑う有里くん。


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