Beyond Your Imagination
アキ「ふぅー…」
今日の活動も終了し、ボードの片付けをする。
ポン。
誰かが私の背中を叩いた。
ナオシ「よっ、お疲れ」
アキ「真田センパイ!
お疲れ様です」
なんだか先輩の笑顔は安心する。
ナオシ「もう上がるよな?
一緒に帰らないか?」
アキ「!
あ、はい!」
ドキ。
…ん?まただ…。
アキ「あ…コハル先輩…」
やはり気にしてしまう。
ナオシ「コハル?
あぁ、良いんだよアイツは
もうすぐ試合だーとか言って忙しそうだったし…
置いて帰る」
アキ「良いんですか?^^;」
良いんだよ、って子供っぽく笑う先輩。
その表情も
私の心を支配する何かに変わるんだ。