Beyond Your Imagination


セイヤ「…」


顔合わせをしたい、と事情を説明したものの
不機嫌な顔で視聴覚室を後にした冬月くん。

会話もなく気まずい空気の中、練習室への廊下を歩いていた。


セイヤ「お前、ボードだろ?」

アキ「え…あ、はい」


突然低い声で話しかけられ、思わず敬語になってしまった。


セイヤ「お前と俊
どっちが上手いだろうな?」


そう言う彼の目は挑戦的で

「お前な訳、ねーよな」

と語っていた。


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