Beyond Your Imagination
†秋山俊side†
鎖部さんが緊張している。
俺はそんな彼女を見て少し笑ってしまいそうになる。
今回活動して
俺達nosaesについていくために努力をする彼女を可愛いと思った。
見守りたいと思った。
だが反面、望んでいないなら終わらせてやりたいと思った。
そんな考えが交差して。
相変わらず彼女を認めない春日、
試すような目の冬月、
それを見て楽しむ夏目。
俺達は高校入学と同時に何かが変わってしまったようだ。
…昔はあんなに楽しそうにやっていたのに。