Beyond Your Imagination
アリサト「今アガリ?」
アキ「!
有里くん!」
下駄箱で伸びをしていた私に声をかけてきたのは有里くんだった。
アキ「そうだよ、お疲れ様」
アリサト「じゃあついていこうかな」
そう言って私の隣に並ぶ有里くん。
私と同じ事言ってる…。
そんな事を考えながら真田先輩と帰った日を思い出していた。
…真田先輩。
アリサト「…
今何考えてた?」
アキ「…え?」
顔を上げると
覗き込みながら聞く有里くんの顔が。
ち…近い…。
アキ「!//」
アリサト「…」
いつも冷静沈着な有里くん。
180cmの美形を目の前にして私の心は更に熱くなる。