Beyond Your Imagination


†真田直獅side†


俺は校門にいた。
勿論…彼女を待っていた。


??「へー、とりあえずお疲れ様だね」

アキ「ふふっ、ありがと」


聞こえてきたのは待ち人の楽しげな声。
もう1人はおそらく「体育科の友人」だろう。

…邪魔しちゃいけないな。

俺は溜め息をついて門を後にしようとした。


ナオシ「ぉわっ!?」

コハル「バカッ!」


踵を返して目の前に現れた(というか叩きつけられた)のは琥晴が投げたサブバッグだった。


コハル「男じゃないわね…
私はナオがそんな奴だとは思ってなかったわ」

ナオシ「…コハル?」





アキ「…真田…先輩?」


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