キミに愛を†禁断の鎖を解き放って
#プロローグ
side__Hina
毎日会いに来てくれる君に、いつの間にか恋をしていた。
君が私の前に現れるのは謝りたいことがあるからでしょう?
だけど私は、君がどうして謝るのかが分からなかったの。
そんな私は君を赦した。
でもね、私は知ってしまった。
―――――君が謝り続ける理由を。
たとえ君との間にどれだけ溝があろうとも。
たとえどんな真実を知ったとしても。
たとえ私の未来を奪ったのが君だとしても。
私はこの胸の中にある気持ちを消すことが出来ない。
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