キミに愛を†禁断の鎖を解き放って
#プロローグ


side__Hina



毎日会いに来てくれる君に、いつの間にか恋をしていた。





君が私の前に現れるのは謝りたいことがあるからでしょう?


だけど私は、君がどうして謝るのかが分からなかったの。

そんな私は君を赦した。











でもね、私は知ってしまった。
―――――君が謝り続ける理由を。













たとえ君との間にどれだけ溝があろうとも。
たとえどんな真実を知ったとしても。




たとえ私の未来を奪ったのが君だとしても。




私はこの胸の中にある気持ちを消すことが出来ない。
















< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop